top of page
About.黄玉鳳あぽ
黄玉鳳さんは黎族の女性で、昭和15年(1940年)頃から日本軍に徴用され、野菜や葉たばこの栽培に従事していました。
昭和18年末(1943年)頃、頼進興という日本軍協力者に脅迫され、日本軍兵士に引き渡され強かんされました。駐屯地内にある「日本娘の部屋」と呼ばれる建物の一角の小部屋に監禁され、昼夜を問わず複数の日本兵に強かんされました。日本娘と呼ばれていた「慰安婦」の女性が来たときだけ、休むことができました。
黄玉鳳さんは一度逃げ出したことがありましたが、すぐに捕まってしまい制裁を加えられたため、その後逃げ出そうとしたことはありませんでした。2年ほどそのような生活が続いた後、終戦間際に日本軍の隊長が殺害された混乱に紛れ隙を見て逃げ出すことができました。
黄玉鳳さんは2004年1月7日に亡くなりました。私たちハイナンNETは、黄さんにお会いすることはできませんでした。
bottom of page